話の大前提
まず私は勉強が大嫌いということを告白しておきます。
一般に学生がいう「勉強が嫌い」の100倍だと思っていただいて結構です。
本日は本気(マジ)の勉強嫌いだということを力説できればと思って書いていますのでそういう前提を理解した上でどうぞ。
未来への展望なし
解の公式、覚えていますか?
そうですね、覚えてないですね。
お仕事で使ってる方、います?
教師は使うだろうけれど、数学者が問題を解くだけなら因数分解で十分でしょうし、まともにゃ使わないでしょうね。ね。
主語が大きいことを言いますが、勉強で得た知識の多くは将来使いません。(と思う)
国語の読解力や、理科の実験や考察による問題解決の力はまだ救いようのある学びではありますが、古文漢文、解の公式や合同条件、フェノールフタレインとかリービッヒ冷却器、大東亜戦争や木簡なんて専門の職でない限り絶対役には立ちません。英語なんてもう、日本語じゃないから論外ですね。
もっとこう、家庭科とか情報、道徳なんかがもっと必須科目になってくれればいいのですが。
家庭科なんて一人暮らしや専業主婦(夫)必須教科ですし、情報も今のインターネット時代にはネットリテラシーの観点でも見て現代必携の科目といえましょう。
道徳は、もっと人としての教育が充実して欲しいなという僕の願望込みです。私が通っていた学校は、勉学を重視するあまり人間関係の問題解決が欠如していたように見えました。
汝は何を持ち得るか
嫌い嫌い言う私ですが、もちろん一般には必須ではないけれど好きなもの、進んで学んでみたいものというのはあります。
それは音楽、です。
音楽にもいろいろありますが、私が好きなのは現代系のよりはクラシック系のものです。
ベートーヴェンやショパンなんかが有名な、皆様もご存知の分類ではあると思います。
昔は、いい意味で自由であったと思っています。
現代音楽は、少なからず期限があったり、流行によって音楽性に偏りがあったり。だれでも音楽をつくるからこそ、誰かの模倣に成り果て、知名度欲しさに音楽を軽んじている面があると思います。
そうでない、ありのままを音に乗せた音楽そのものが好きなんです。
スタメナという方の『モルダウ』は、祖国チェコへの愛国心から生まれた、雄大な交響詩です。
ショパンの『英雄ポロネーズ』は、ロシア帝国支配下にあった自国の独立を象徴した力強いピアノ曲です。
自堕落には相応しくなく真面目な話をしてしまいましたが、音楽とはただ流行やバズりを狙わない、ありのままを描いた旋律の流れであって欲しいと思います。
そう思う自分にとって、関連性が感じられない勉学には拒否反応を起こしていたのだと思います。
ただ学ぶ、ではない。本当に知りたいと心から思える人が増えると信じて、
今日の自堕落は、ここでおしまいです。


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